施設長ブログ

福井ARC施設長が思ったこと、感じたことなど自由に綴っています

番外編のプログラム

福井ARCのプログラム。

ミーティングが一番大切、二番目ににメッセージと書いてきました。

3番目、4番目、その次となるのですが、必要不可欠なものは最初のふたつ。

栄養素で言えば必須アミノ酸にあたるもの  ミーティングとメッセージ

次に大切なもの、、、、に進む前に、ここでちょっと

番外編のプログラムを二つばかり考えてみたいと思います。

 

 一つ目は レクリエーション  BBQ(バーベキュー)が出来て、ちょっとした

 ハイキング、1時間の野外ミーティング。  欲張りでしょうか。

どなたか、こういったことの得意な方や、一緒に参加しても良いという方

知恵をお貸しください。 

 

二つ目は 電話相談。

 これまでは、簡単な、それも相談とも言えないような電話対応でした。

アディクションは病気であって、家族も巻き込まれていて、一人ではどうすることも

出来なくなってしまっています。だからともかく時間を作って福井ARCまでお越し

いただけませんか。本人が来れない場合は、家族の方だけでもお越しください。

電話ではほとんど何もできません。回復できる病気ですが、電話で治る病気は

ありません。

と、まあ、このような対応しかしておらず、顔と顔とを見合わせなければ

何も始まらない。そういった考えでおりました。

しかし、 どうでしょうか。   たとえばですが  通所者が

ぼくも、パチンコ止まらなかったけど、ARCに通い始めたら、なぜか気分が良くて

あんまりパチンコのことを考えなくなったよ。まだ良く分かってないけど一緒にやろうよ。    とか

ぼくにとって、酒なしの生活なんか考えられなかったけれど、ここにいる人たちは

誰も飲んでないみたい。もう2週間も酒が止まっているよ。話だけでもしませんか。

       とか

 

顔と顔を見合わせなければ、回復のプログラムは始まらないとは思います  が

あなたの気持ちが分かります。私の話も聞いてほしいのです。

こんな呼びかけは、今までよりも、少しだけ、暖かい対応とは言えないでしょうか。

と 考えるのですが、これまで電話での対応となると 自助グループでのスポンサーシップとして利用してきたくらいで、初めての方に対しての経験は有りません。

みなさまのお知恵拝借をお願いいたします。

                          アンディー