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施設長ブログ

福井ARC施設長が思ったこと、感じたことなど自由に綴っています

ミーティングで話すこと

今日話題にしたいのは AA NA GA OA 等の

おしりに Aの付く自助グループのミーティングの内容です。

 断酒会やブルーリボン、すいせんの会、等等は今日の話題には含まれていません。

また アラノン ナラノン ギャマノン や 現在福井ARCで行なっています家族会

も含まれてはいません。これらも、いずれまたお話ししたいとは思っています。

おしりに A の付く、とはどういうことなのか。

 A:アノニミティーあるいはアノニマスの頭文字です。これは匿名を意味します。

住所、氏名、年齢、職業そのほか自分のことについて何も話す必要はありません。

逆に話すのも本人の自由です。

ほとんどのメンバーが自分のファーストネームを使っています。

ただ日本だけではありますが、アノニマスネームと称していろいろな呼び方を使っている仲間もいます。

どのような名前でもいいですから、あなたを何とお呼びしたら良いかを教えてください

お呼びする時、「眼鏡をかけて黄色いシャツの方、どうぞお話しください。」

というのは、少しめんどうです。

ではどうして匿名なのか。 代表してAAを例に話します NA GA等も同じです。

①まず私はミーティング場へ最初に行く時は勇気が必要でした。

  私が薬物依存症とアルコール依存症であることが一般に知られることへの不安。

  この不安は 匿名 によって、少し気が楽になりました。

  私の忌まわしい過去への追及がなされないようにも感じました。

  AAの敷居が、それこそ、少しだけ低くなりました。

②次にミーテイング中に気楽に、心を開いて話すことができました。

③肩書や年齢や財産やAAでの経験のあるなしに関わらず、アルコールを止めたい

  ということだけで、みんな平等であることが実感できました。

④AAで回復しても、グループや仲間のために役に立っても、自分の手柄ではなく

  グループあるいはハイアーパワーの力と考えることにより、高慢にならなくて

  すみました。逆に失敗しても仲間は病気と受け止めてくれ、必要以上に

  自己嫌悪に陥らなくてすみました。

⑤これら1~4までを踏まえることにより、我々のなかに働く愛が感じられる

  ようになり、霊的な成長を求める気持ちが育成されました。

 

司会者がミーテイングを始めます。

みんな平等ですからその日、引き受けた人が司会をします。

グループによって違いますがたいてい3か月以上の

クリーンタイム(アルコールから解放されている日数)

を有する人が司会を務める権利があります。

やらなくてはならないといった義務はありません。

そしてこれはとっても大切な事ですが

ミーテイングは言いっぱなし、聞きっぱなしです。

ミーティングは議論の場でも叱咤激励する場でも教えの場でもなく結論を出しません。

共感や反感は自分の心の中にしまっておきましょう。

それを後日スポンサーに話してみるのは、良いことだと思います。

ミーティングには先生も生徒もいませんが、スポンサーはその話題に対して

自分の経験を話してくれることでしょう。

自分の話す番が来たら自分のことだけを話します。自分の心のなかを説明するために

必要な登場人物は、匿名性を使った方が自分の心の平和を保つために良かったと私は

感じています。とはいえ家族のことはそうも言ってられませんでしたが。

自分の話す番が来て指名されても話したくなければ パス してください。

指名された時、話す権利があります。義務はありません。自由です。

だれもあなたが パス することを不審に思ったりしません。 絶対に。

仲間の話の中で自分に必要なものだけを持ち帰り、要らないものは置いて帰りましょう

それから、貴方の話したことを外部に漏らすようなことは誰もしませんので

あなたも仲間の話した事を秘密にしてください。みんな貴方を信じて心の中を

話しました、その中で外部で話してほしくないことが含まれているかも知れません。

仲間の話が終わり、ミーティングを閉じたあと、まだ時間が有れば家族や関係者の発言を求めるグループもあります。基本的にはオープンミーティングでも仲間以外の発言は

できませんが、時間外と言うことでAAの良き友人としてお話しいただけると

嬉しいです。この場合も自分のお話しだけをなさってください。

 

ミーティングが終わりに近づくにつれ私は、ミーティングが始まる前の自分と比べて

気持ちが明るくなり、軽くなり、仲間の愛が感じられ、やはり今日もミーティングに

来て良かったと考え始めます。仲間からの言葉のプレゼントを心にためて帰ります。

 

  最後に

   言いっぱなし聞きっぱなしやアノニマス破りの発言の例を一部記します。

  霊的なものを破壊するとされている、これらの発言。

  ほんとうにこまります。

Aさんがミーティングのなかでがこう言っていたが、私もそう思う。

Bさんがこのミーティング場を維持してくれていて感謝している。

刑務所から出てきた来たこのニューメンバーCさんのことをよろしく。

Dさんはパスして発言しなかったが、ミーティングに来ることだけで素晴らしい。

Eさんは迷っているが、それは行動すべきだ。

  ここに挙げたのは、ほんの一例ですが

  これらアノニミティーを守れない発言をする人は、

  AAや NAや GAではなく 

  アノニマスのAが、おしりに付かない

  Aや Nや Gへ行かれてはいかがでしょうか。

 

ちょっときびしい私の意見に思われるかも知れませんが、

Aの付く、数多くの各地のミーティング場に参加してみてください。

これらのことは、どこのミーティング場でも、ごく普通に自然に

守られていることに気付かれることでしょう。