施設長ブログ

福井ARC施設長が思ったこと、感じたことなど自由に綴っています

メッセージ

福井ARC アディクション講座No2   を終えて

5月24日 アオッサ706号室 午後1時半より 今回も遠方より西川先生に

お出でいただいておこないました。

 西川先生におかれましては、大阪より特急雷鳥にてボランティアで

お越しいただいております。  毎回、感謝の連続です。

福井での依存症に対するパイオニアであられ、今や日本中を駆け巡られておられます

西川先生が福井をお忘れにならないで来てくださっています。

そして、その西川京子先生の、あたたかくて愛情いっぱいの、それでいて分かりやすい講義を拝聴いたしました。

2時間目は 依存症者本人や家族の方たちの話を、聞いていただきました。

回復しているもの、やめ始めてまだ間のないもの、家族の方の苦労話、そして飛び入りで自分の心の中を話してくれる人、そういった生の声を聴いて頂きました。

止め初めてまだ間の無い者にとって、自分が過去どうであったか、福井ARCに出会ってどの様に変わったか、新しく与えられた開放感や希望、まだまだ残っている問題。

参加しておられる人たちの前で、こういった話を発表することはとても勇気のいることです。

自分の話をして、この希望のメッセージを、いままだ苦しんでいる人たちに届けよう

とする行為が、新しい仲間や、家族の方の心を揺さぶります。

そして何より、メッセージを送った本人が回復へのパワーを得ることになります。

前回の私のブログで回復には ミーティング が1番大切だと書きました。

2番めに大切なものは メッセージ だと考えています。

個人対個人のメッセージ、病院や刑務所へのメッセージ、そしてこういった方々の

お集まりの場でのメッセージ。

 

私は解放されました、希望が与えられました、一緒にやりませんか!!!

 

こういった他人を思いやる心が、自分を回復に導く力になります。

ちからいっぱいの メッセージ を発信できる場を与えてくださいました。

    感謝                    アンディー